スマホショルダーの型紙と製作手順

作成手順と型紙

スマホショルダーの型紙と製作手順

スマホショルダーの製作

全て1mm厚の革を使用しています。ピッグスエードは0.5m厚。

フラップ

フラップにはアメ豚を裏打ち。吟面のマグネットを取り付けた金属部分を隠すためカバーを取り付けました。(右画像)

Dカン取り付けパーツ

Dカンを通して2つ折りにして接着。コバ処理をして菱目を打っておきます。

本体パーツ

本体のフロント(画像左)はマグネットのメスを土台に取り付けてから縫い合わせます。

Dカン取り付けパーツも同様です。取り付け位置は、左右どちらから袈裟懸けするかで決まります。左肩から袈裟懸けする場合は右側に、右肩から袈裟懸けする場合は左側に。利き腕に合わせるといいです。

本体バック(画像右)も同様にDカン取り付けパーツを縫い合わせます。

ポケットは上辺以外をコバから4~5mmほどをボンドで仮止めしておきます。

フラップパーツ

フラップパーツの作業手順としては

  1. ベルト部分にアメ豚の裏打ちをする(今回がアメ豚を使いましたが、本体同様にピッグスエードでもよいかと思います)
  2. マグネットの雄を取り付け
  3. フラップの吟面のマグネット取付金具を隠すようにカバーを取り付け
  4. スエードの折り返しを隠すパーツと組み合わせて、裏にボンテックスなどの芯材を張って固定

といった手順になります

本体の裏打ち

それぞれのパーツがそろったところで、本体に裏打ちをしていきます。

まず、ピッグスエードを折り返すので、吟面のコバから4~5mmほどにボンドで仮止めします。(画像左)

次に折り返しを隠すようにフラップパーツを縫い付けます(画像右)。

最後に床面に貼り付けます。これで、マグネットやDカン取り付けパーツなどの縫い代が隠れます。

仕上げ

フロントパーツとバックパーツを合わせてコバを縫い合わせて磨けば完成です。

DSC_0843

出来ればお揃いのショルダーベルトを作成すればベストです。

もうひとつ、ヌメ革を紺色に染めて色違いで作ってみました。

Hiro
Hiro

簡単な作りですが、ポイントはピッグスエードを裏打ちにしたところですね。スマホ画面に傷がつかないように配慮したつもりです。

スマホのサイズも機種によって違うし、普段からスマホカバーを付けている場合もあります。そのため、どのスマホでもOK!といったものを作ろうとすると、どうしてもサイズが大きくなってしまします。

やはり、ご自身のスマホサイズにあわせて型紙を作って製作するのが良いかと思います。世界にたった一つのオーダーメイド作品といった感じですね。

-作成手順と型紙