レザークラフトの技法に木型絞りというのがあります。
濡らした革を木型にはめて立体形に形作るというもの。
実際に木型絞りで作られた作品はこのようなものです。
この木型を作るには、木を加工して作るのですが、実際には、そうは簡単にいかないんですね。
加工する木材はもちろん、木工用の糸鋸やヤスリ、万力など、一から始めるには結構大掛かりになってきます。
海外などではamazonで、このような木型が売ってはいますが67$程度ですから、日本円にして7,000円くらいでしょうか。
以外と高いかなと・・・。
まして同じ太さの加工しか出来ませんからね。量産するなら良いかもしれませんけどね。
そんな時に見つけたのが、百均にあった「のり付きパネル」というもの。
写真を貼り付けてパネルボードにするものですね。材質がポリスチレンで結構強度がある割に加工しやすいのが良いところ。
カッターで簡単に切れるし、ヤスリやルーターで細かな仕上げも可能です。
また、クランプなどの工具でなくとも、大きめのクリップで代用が可能です。
乾燥期間を1~2日おけば綺麗な立体形が完成します。
木型に比べて強度という面では劣りますが、丁寧に扱えばかなり使えます。僕も同じ型で5~6回使っていますが、なんの問題もなく使えています。
これなら、いろいろな型やサイズで簡単に作れますね。
ラウンドファスナーのサイフを作る際、ファスナー取り付けの木型としても使えそうです。