レザークラフトの作品を販売する方法を考える

作品販売

レザークラフトの作品を販売する方法を考える

財布を作ってみたい、バッグを作りたいといった感じで始めたレザークラフトですが、作ったものって以外と自分では使わないですよね。

財布にしてもロングウォレットやハーフウォレット、2つ折り財布とかいくつも作りましたが、結局自分で使うのは1つか2つ。
飾っておく場所もないし、戸棚にしまっておくのも勿体ない。結局、友人や家族に「どうぞ!」って差し上げることになるんですね。

そこで、なんとかレザークラフトの作品を販売できないものかと考えるわけです。
別に、作品を売ってベンツやフェラーリを買うなんてわけでなく、革などの材料やレザークラフトの工具のチョットした足しになれば良いですからね。

今回はレザークラフトの作品を、自分で販売する方法を考えてみます。

作品の販売方法

個人のレザークラフターが作品を販売する方法としては以下の方法が思いあたります。

  • minnne(ミンネ)やcreema(クリーマ)などのハンドメイド販売サイトに出品
  • ヤフオクなどのオークションサイトに出品
  • 個人でネットショップを作成
  • 委託販売を依頼する
  • 各地で開催のイベントに出店する

他にもいろいろ有ると思いますが、初めて販売に取り組むには比較的ハードルが低い方法だと思います。

では、それぞれの販売方法とメリット/デメリットなどを考えてみます。

ハンドメイド販売サイトに出品

ハンドメイドの販売サイトというと代表的なのはminne(ミンネ)やcreema(クリーマ)が思いつきます。

minnne

登録も出品も無料で出来るため、個人で作品を販売するには気軽に始められます。
更に、作品が売れた時の代金のやり取りは、運営会社が行うので、カード決済などの煩わしい手続きをする手間が省けます。

ハンドメイド販売サイトのメリットとデメリット

メリット

  • 無料で出品できる
  • 作品の写真と紹介文を用意するだけ
  • 作家登録が可能

デメリット

  • 運営会社に販売手数料を差し引かれる
  • 売れた時の梱包や発送を自分で行う
  • 出品者・出品数が多いので自分の作品が目立たない
Hiro
Hiro

確かに出品も簡単だし代金などのやりとりを行ってもらえるのは楽だと思います。売れた時に販売手数料は引かれるものの、初めてなら気軽に始められるのではないでしょうか。

問題は集客ですよね。多くの作品の中から自分の作品を見てもらうのは至難の業。
そのため、ブログやSNSなどで、自分の作品ページへの導線作りも考えたほうがいいかもしれません

オークションサイトに出品

ヤフーオークションなどのオークションサイトに出品して販売します。
準備するものも作品の写真と説明文だけですので、ハンドメイド販売サイト同様に気軽に始められると思います。

ヤフオク

入札によっては思わぬ落札価格が上がる時がある反面全く落札されない事もあるので、利益という面では不安定なところもあります。

オークションサイトのメリットとデメリット

メリット

  • リアルタイムに落札状況がわかる
  • 作品の写真と紹介文を用意するだけ
  • 思わぬ価格がつくこともある

デメリット

  • 梱包や発送を自分で行う
  • まったく落札されないこともある
  • 個人間の取引でトラブルが起きやすい

他にも『モバオク』といったモバイルユーザ向きのネットオークションもあります。

ネットショッップ作成

企業のように、自分でネットショップサイトを作って販売をします。ハンドメイド販売サイトやヤフオクなどのように出品手数料や販売手数料がかからないので利益が出やすくなります。
その反面、集客も自分で行わなければなりません。

ネットショップのメリットとデメリット

メリット

  • 出品手数料や販売手数料などが発生しない
  • 自分の作品のあったデザインのショップを作れる

デメリット

  • 集客を自力で行う必要があるためサイトへの導線作りが必要
  • 注文の受付や決済、発送まで、全て自分でおこなわなければならない
Hiro
Hiro

ネットショップを作る』というとハードルが高いと感じる方もいると思いますが、今はネットショップ構築サイトがあるので、HTMLなどの知識がなくとも簡単にネットショップを作成することが出来るようになりました。

代表的なネットショップ構築サイト

無料ネットショップ開業【BASE】

驚くほど簡単にネットショップが作れる!【STORES】

委託販売を依頼する

委託販売とは、ハンドメイド店や、レンタルスペースなどに置いてもらって販売してもらう方法です。

委託販売のメリットとデメリット

メリット

  • 販売や接客などを行ってもらえる
  • お客様が作品を間近で見たり手に取ってもらえる

デメリット

  • 委託販売手数料が必要
  • 作品によっては審査は必要な場合もある
  • 梱包や発送の手間がない
Hiro
Hiro

作品を預けて「よろしく!」といった感じで販売出来るのは楽かな。ただ、お店によって手数料も違うからよく調べないと。
街中のハンドメイドのお店や雑貨店などでも委託販売してくれるところもあるから相談してみるといいかもしれません。

イベントに出店する

ハンドメイドのイベントというのは各地で行われているので、一度参加してみるのも良いかもしれません。
作品を飾って、直にお客と接して販売ができます。
また、他の作家などとの交流の機会となることもあります。

Handmade In Japan Fes

イベント出店のメリットとデメリット

メリット

  • お客様が作品を手に取って見てもらえる
  • 身近でお客様の反応を見ることができる
  • 他の作家との交流ができる
  • 商品説明文や発送の手間、送料などが発生しない

デメリット

  • 作品の陳列に手間がかかる
  • 接客やお金のやり取りなど全て自分で行う
  • 準備が大変
Hiro
Hiro

一人で参加するのはちょっとハードルが高いかな。
以前、レザークラフト以外の作品で友人3人と参加したことがあるけど、車での運搬やディスプレイの設置など、やることがいっぱいあって大変な思いをしたことがあります。

友人や同じ作風のクリエイターたちと共同で参加するのが良いかもしれません。

最後に

レザークラフトの作品を販売する方法を考えてみました。

これらを比較してみて自分に合った方法を選択してみると良いかと思います。
例えば、接客が得意ならイベントに参加したり、梱包や発送が面倒だと感じたら委託販売に依頼したりとかですね。

ま、あまり深く考えて尻込みするのも良くないので、とりあえず「どんな感じなんだろう?」といった感じで初めて見るのもいいかなと思います。

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