文鎮口金(直線口金)の使い方

覚書

文鎮口金(直線口金)の使い方

文鎮口金は普通のガマ口と比べ、重量感や高級感がましますよね。

以前、文鎮口金を使ったポーチを見た時、高級感があっていいなと思っていたのですが、
はたしてこの金属部分は何と呼ぶのか判らなかったのです。

ネットなどのショップで見ると、『文鎮口金』とか、『直線口金』と呼ぶのが一般的なようです。
使い道としては、ガマ口のように、ボーチにような物に使うことが多いようです。

ただ、以前から、パカッと開いた時に、文鎮口金のフック?の部分が邪魔にならないかと思っていたので、なにはともあれ実物を手にもって確認してみました。

サイフなどの小物に使えると思ったので、11cm幅の文鎮口金を購入したのですが、思った以上に革を差し込む部分に厚みがあるんですね。

11cm幅の文鎮口金ですが、内径が長さ109mm、幅4mm、深さ9mm。
幅4mmというのはちょっと以外でしたね。

普通のガマ口なら紙ひもを足して、両サイドをペンチ等で締めて固定しますね。

文鎮口金の場合はペンチで締めるわけにもいかないから、どうするか?

ネットでも調べたのですが、革製品で文鎮口金を使っているもというのは以外と少なくて、コレといった正解が見つからなかったんですね。

結局、モクネジが付属していますから、口金文鎮に差し込む部分だけ4mm厚近くにしてネジで止めるというのが一番良いのではないかと思います。

あとは文鎮口金のフックを通す穴にあわせて革を調整すること。

それと片一方がフックがついて、もう片一方がフック通しの穴があいているので、左右間違えないことですかね。

右利きの人のキーケースならこのような切口になるはずです。

取り合えず準備ができたら、文鎮口金にボンドを流し込みます。

Hiro
Hiro

金属と革を接着するのですから、それなりのボンドが必要かもしれませんが、木工ボンドでも大丈夫でした。

革を差し込んでボンドが乾いたら付属のネジで止めます。

Hiro
Hiro

小さなネジですから、精密ドライバーが必要です。精密ドライバーといっても100均にもありますから心配ないです。

完成するとこのような感じになります

文鎮口金(直線口金)の使い方

ちょっと高級感のあるキーケースになりました。

文鎮口金を使ったキーケースの作り方と型紙はこちら

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