僕は自分で使わない作品は知人や友人にプレゼントするのですが、以前はそのまま「ハイ!どうぞ」という感じだったのですが、同じプレゼントでも綺麗な箱などに入れて、手渡すとかなりの好印象になるのですよね。
今回はレザークラフトの作品を入れるギフトボックスの作り方を紹介します。
箱の種類はいろいろありますが、今回は、身箱と蓋箱の形状が同じの「フタミ式」と呼ばれる形状のボックスです。
用意するもの
用意するものは、箱となる厚紙とラッピングペーパー、道具はカッタ-とスティックのり。
どれも100均で手に入るものです。
ラッピングペーパーは気に入った柄があればプリンターで印刷しても良いですね。僕は作品に色に合わせて柄を変えています。
厚紙で作った箱にラッピングペーパーを貼る際は、箱が沿ったりしないように、スティックのりを使うのが最適です。
作品のサイズに合わせたボックス
どうせなら、作品のサイズにあった、作品ごとのボックスを作りたいものです。
まずは、作品のサイズを計測。
横幅が95mm、高さが55mm、厚みが15mmといったところです。
箱の底は95mm×55mmとなりますので、厚み分(15mm×2)をいれて
横幅は 95mm+15mm×2 で125mm
縦幅は 55mm+15mm×2 で85mm
というサイズの厚紙を2枚用意します。
厚紙が用意できたら、身箱の両サイドと上下の15mmの位置(作品の厚み分)に、カッターで軽く切り込みを入れます。
折り曲げる部分ですので、あくまでも軽くですよ。
蓋箱は身箱より若干短く13mm位の位置に切り込みを入れます。「位」というのも厚紙の厚さにもよります。ここも経験でしょうかね。
上下のマチ部分に切り込みを入れて、おおよその形は完成です。
マチをボンド等で貼り付けて接着を待ちます。
箱にラッピングペーパーを貼り付け
箱が完成したらラッピングペーパーを周囲に貼り付けます。
今回はプリントアウトした壁紙をラッピングペーパーとします。
まずは、箱の底(裏)にスティックのりをまんべんなく塗り込みます。ここをケチるとラッピングペーパーが浮いて空気がはいったようになることもあります。均等に隅々まで塗りましょう。
箱をラッピングペーパーの裏に貼り付けたら、箱の高さに合わせて切り出します。
今回は高さ15mmですから、内側に折り込む分を考えて箱の幅より25mm大きく切り出します。
四隅は内側に折り込む部分をカットします。
最初は横から。スティックのりをまんべんなく塗り込んでから、横にしっかりと貼り付け。貼り付けたら、カットした部分を内側に折り込みます。
残りを内側に折り込みます。これで片面は完了。
反対側も同様に行います。
あとは上下部分を貼り付ければ完成です。
身箱と蓋箱、両方完成したらちゃんと蓋が閉まるかチェック!
ラッピングペーパーを変えるといろいろな用途で使えそうです。
以上、ギフトボックスの作り方でした。
箱の形状もいろいろあるので順次、作り方を掲載していこうと思います。