マスクケースの試作

作品集

マスクケースの試作

外したマスクの置き場所は?

今やマスクをしての外出や入店は当たりまえの時代になってきましたが、例えば、外食などの時、付けていたマスクをどうしますか?

そのまま顎にズリ下げて食事?

外してバッグの中に?

あるいはそのままテーブルの上に?

そんな時のためにと、マスクを保管するマスクケースを試作してみました。

マスクケースの試作 Patern1

試作といっても大げさなものでなく、単に外したマスクを保管できれば良いというもの。

試作ですので、表面は合皮、裏面のマスクがあたる部分は抗菌素材の裏地をはりつけました。使い方も簡単で、単にホックで止めるだけになっています。

「なんでこんな形?」と思われるかもしれませんが、マスクケースで検索してみると、殆どがマスクを横に2つ折りにするタイプなんですね。

ただ、不織布マスクの場合、鼻にあたる部分にワイヤーがあって、横に折るときっちり折り曲がってしまうんですね。また、マスクを収納した時でも鼻側と顎側で厚みが揃わないのが気に入らないのです。

というわけで、収納前も後もマスクの形が変わらないように縦に折って収納するようにしました。

ただ、これも気になるところがあって、ゴムひもが両サイドに遊んでしまうんですよね。

形状的にも、マスクを包んでホックで止めているだけですから、傾けるとマスクがスルッと抜け落ちることもあります。

マスクケースの試作 Patern2

そこで改良したのがこの形

同じようにマスクを縦に折って収納するのですが、両サイドに窪みを付けてみました。

ホックを止めて、遊んでいるゴムひもを窪みに引っ掛ければ、ゴムひもの遊びが解消。更にゴムひもを止めたことで収納したマスクが左右にズレ落ちる心配なし。

不織布マスクはこの形が一番いいかなと思います。

立体型マスクケースの試作

今度は立体型のマスクケース。

立体型だと形は殆ど決まりますね。釣り鐘のような形で2つ折りといった感じです。

耳にかけるゴムひもの円の中にホックで止めるようになります。

収納してホックを止めるとこんな感じ。結構いい具合ですよね。

最後に

今回は試作ということで、合皮を使いましたが実際は本皮を使ってみたいと思います
色も清潔感のあるパステル調の明るい色がいいかなと。

直接マスクに触れる内装は、やはり裏地をつけた方がいいですよね。それも防腐・抗菌素材の裏地。そのあたりは裏地屋さんに相談すると見つかるかもしれません。

作成したらご紹介したいと思います。

-作品集