薄くて小さい2つ折りミニウォレット

作品集

薄くて小さい2つ折りミニウォレット Type-2

これから夏にかけて、シャツの胸ポケットにも収まるような薄くて小さな財布を作ってみました。

男性が外出する場合、冬場はコートやジャケットの内ポケットに財布を入れられますが、薄着になってくると尻ポケットか手持ちバックに入れることが多いと思います。

僕の場合、尻ポケットに財布を入れておくと椅子に座った時の財布が気になって、どうしても財布だけテーブルの上に置いたりバッグに入れたりと面倒なんですね。

そこで、なるべく『薄くて小さな外出用の財布』ということで、外装は1.5mm厚、内装パーツは全て1mm厚のヌメ革で作成してみました。

同じヌメ革で2種類。外装を茶色に染色したものと、ニートフットオイルを塗っただけのもの。

準備としては、染色はローパスバチックの茶を使用してレザーコートで色止め。内装は<COLLONIL 1909>を塗りこみました。

もう一方は、外装も内装パーツも全てニートフットオイルを塗って3日ほど経過したものを使用。

型紙はこれだけ。A4サイズ1枚とチョットで作成できます。

ちょっとした外出やアウトドアで使用する目的ですから、10枚も20枚もお札を入れることはない。ということで、5~6枚の紙幣が収まるサイズにしてあります。

コインケースは、中に仕切りをつけて、カードとコインが重ならないようにしてありますが、コインだけ、あるいはカードだけを入れても良いかと思います。
かさばりを抑えるため、コインケースにはホックを付けないようにしました。

キャッシュカードの横幅に合わせてギリギリの大きさで作っているので、カードは3~4枚が限度。

紙幣を6枚、カードを3枚いれたのがこちら。結構厚みが抑えられたと思います。

お札の出し入れもスムーズに行えます。

ヌメ革にニートフットオイルを塗っただけの方は、良い日焼け具合になってきました。
使いこんでいけば更に良い色合いになってくるでしょう。

簡単な作りでも機能的な財布となったと思います。

Hiro
Hiro

コインもカード収納出来るようにとしたのだけど、今のキャッシュレス時代にあわせて、カードだけでも良いかとも思いました。
コインケースのところのマチをステマチにすれば、もっとカードが収納出来るはずです。

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