作成手順と型紙

スリムペンケースの製作 2/3 ファスナー部分の作製

型紙通りに革を切り出したら、各パーツのトコ面の処理と4辺の中心に印を付けておきます。

最初にファスナーの長さ調整を行います。
ファスナー用の窓にあわせて銀ペンなどでカットする位置に印をつけておきます。

ファスナー用の窓の長さは190mmですので、20cmのファスナーだと1cmほど短く調整する必要があります。

ファスナーの長さ調整はこちらを参考に!

ファスナーの長さを調整したら、ボンドで仮止めして菱目を打っておきます。
この際、ファスナーの取っ手は外しておきます。
縫い合わせの時に邪魔になるのと、取っ手は作製して付け替えるためです。

縫い合わせたら、コーナー部分になりそうな所に切り込みを入れておきます。

これをやっておくと枠と縫い合わせた時に綺麗に合わさります。

次に枠部分

型紙の縫い代にある点の通りに菱目を打っておきます。

ファスナー部分の菱目の数と同じ数になっているので菱ギリで正確に開けていく方が良いと思います

各パーツの中心に付けた印に合わせながら枠部分とファスナー部分を縫い合わせます。
この際、クリップなどで止めながら縫っていくと楽です。

Hiro
Hiro

ボンドで接着をしないので、やや太めの糸で。今回はビニモMTBの5番で縫いましたが本当は1番が良かったかもしれません。

縫い合わせが完了するとこのような形になります。

裏がこちら。最初にコーナー部分になりそうな位置に切り込みを入れたのですが、それが効いていますね。

ファスナー部分はこれで完了。次は外装をあわせて仕上げていきます。

次は最終仕上げです。

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