ゴムのりの復活方法

覚書

固くなったゴムのりの復活方法

レザークラフトではお馴染みの『ゴムのり』ですが、皆さんはどのように使っているのでしょうか

画像はSEIWA社の300mlのゴムのりですが、趣味でレザークラフトを行っている場合、とても使い切れるものではないですよね。

接着に使う度に明け締めしていると空気に触れて粘土が増して固くなってきます。そのため、僕の場合は小瓶に小分けして使っています。

SEIWA ゴム糊 300ml

小瓶を使い切ったら再び継ぎ足していきます。そうすると、缶の蓋を開けるのは使い切るまで3~4回ほどで済むわけです。

それでも半年くらい経つと、底の方に固くなったのりが残るようになります。

使えないわけではないのですが、なめらかさが無くなり『均等に薄く伸ばすように・・』とはいかなくなります。

Hiro
Hiro

「余るくらいなら最初からもっと少量のゴムのりを買えば?」
と言われますが、このSEIWAのゴムのりでも、300mlで1000円前後。同じもので80mlというのもありますが、なんと800円前後。これなら300mlの方を選びますよね。

そこで、固くなったゴムのりを戻すという、SEIWAの『ゴム糊溶解液』なるものを試してみました

SEIWA ゴム糊溶解液

普通、ゴム糊系の接着剤はシンナーやラッカーで薄めるようですが、あまり薄めすぎると接着力が弱まってくるそうです。

しかし、この『ゴム糊溶解液』は過度に薄めなければ接着力は落ちないらしいのです。

硬くなった接着剤に少量ずつ注ぎ入れ、よく掻き混ぜてください

早速、接着剤用溶剤使用法にかかれているとおりに。でも「少量」ってどのくらい?とツッコミたくはなりますが、常識の範囲で。少量は少量です。

少しづつ流し入れながらかき混ぜていくと、だんだん緩くなってきます

「だいたいこのくらいの柔らかさかな・・・」というところで小瓶にうつしかえました。

ビンを傾けるとタラ~としているのがわかりますよね。

うっすら濁って気泡まであり、これで良いのか?と不安にはなりますが、これでしばらく待機。

30分くらい放置しておいたら気泡も消えて開けたてのゴム糊のようになりました。
ビンを傾けるとこのような感じです。

これで、300mlのゴム糊でも最後まで使い切れそうです。

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