面取り
面取りとは、図形の角を切り取ったり丸くしたりする操作です。
レザークラフトにおいては、角を丸く切り抜く「端落とし」といった工具があるように、面取りは良く使う機能です。
JWCADでは面取りの種類は5つありますが、レザークラフトの型紙では丸面と角面があれば十分かなと思います。
僕にしても、実際のところレザークラフトの型紙で面取りをする時は、ほとんど丸面で、たまに角面で面取りするくらいです。
JW-CADの基本的な面取り方法は、まず、ツールバーの「面取」ボタン、またはメニューバーの「編集」から「面取」を選択し、面取りする2辺をクリックするだけです。
「 A 」の角を面取りするなら、ツールバーの「面取」ボタンをクリックして、①と②の辺をクリックすると面取りができます。
丸面で面取りする
角を丸くする、レザークラフトの型紙では最も使う面取りの方法だと思います。
「面取」を選択して丸面にチェックを入れ、寸法を入力(ここでは30)します。
面取りする2辺をクリックすると、半径30mmの円弧で面取りが出来ます。
角面で面取りする
面取り方法を角面にすると角を直線で面取りします。
角面には、辺寸法と面寸法の2種類があります。
角面(辺寸法)にチェッックをいれて、寸法を入れます。ここでは「30」と入力しました。
これで面取りする2辺をクリックすると、元あった角から30mmの位置から面取りをおこないます。
一方、同じ角面でも「面寸法」にチェックを入れると、面取した直線の長さが、指定した寸法になるように面取りします。
角面(辺寸法)も角面(面寸法)も面取りの形は同じですが、面取り位置がちがってくるので注意が必要です。
レザークラフトの型紙の製図では、上記の3つを覚えておけば大丈夫かな。
あとは、その時々で学習していけば良いとおもいます。