レザークラフトの接着剤 種類と使い方

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レザークラフトの接着剤 種類と使い方

レザークラフトの接着剤

レザークラフトで接着剤を使うのは、裏地を貼り合わせたり、仮止めの目的で使用することが多いです。

裏地に限らず、革のトコ面同士を貼り合わせたりする時も接着剤を使います。

その接着剤ですが、酢酸ビニル系・天然ゴム系・合成ゴム系の3種類があります。

それぞれ、使い方や仕上がりが違ってくるので、用途に合わせて使い分けていくのが良いと思います。

酢酸ビニル樹脂系

水性形の接着剤で、レザークラフトの接着剤としては「サイビノール」が有名です。

また、小学生の頃に工作で使っていた木工用ボンドなども同じようなものです。

この酢酸ビニル樹脂系は、乾燥する前に貼リ合わせます

塗ってから直ぐに貼り付けても接着が浅く、逆に乾きすぎても接着力はなくなります。
頃合いが大事なんですね。

サイビノールはレザークラフト専用といった感じで革の接着には優れています。
レザークラフトで、どの接着剤にしようかといった場合は、サイビノールを使用すれば間違い無しといえます。

天然ゴム系

レザークラフトでは多くの人が使用していると思います。

このゴムのりが、いかにもレザークラフトといった感じで、僕としては非常に使いやすいです。

サイビノールなどの酢酸ビニル樹脂系は、乾燥する前に貼リ合わせますが、このゴムのりは張り合わせる両面に塗って、乾燥してから張り合わせます。

「乾燥したらダメじゃないの?」と思いますが、大丈夫なんですね。
張り合わせたらハンマーなどで叩いて圧着させます。

自転車のパンク修理で穴のあいた部分にゴム板を貼ってハンマーでトントン叩いているのを見たことありませんか。あれと同じ要領です。

特徴としては張り合わせた後も柔軟性があること。ですから、裏張りなどの時に都合が良いのです。

合成ゴム系

両面に塗って、乾燥する前に貼リ合わせますが、速乾性なので貼り合わせた後の位置調整はできません。

速乾性は良いのですが、その反面、裏張りのような広範囲を貼リ合わせる場合にはデメリットとなります。塗っているうちに乾燥してしまいますからね。

接着剤の使い分け

僕は酢酸ビニル系も天然ゴム系も合成ゴム系も、全て用途によって使い分けをしています。

例えばラウンドファスナーのサイフのように内張りと外張りを張り合わせるような時には天然ゴム系のゴムのりを使用。裏張りなどの広い範囲を貼り合わせる時はゴムのりですね。

革のトコ面を張り合わせて強度を増したい時は酢酸ビニル系。

細かなマチ部分や縫い合わせている途中でチョコっと貼リ合わせたい時は速乾性の合成ゴム系を使ったりとか。

こうして考えてみると、レザークラフトでは、この3種類の接着剤があれば十分かと思います。いずれも100均にあるもので代用できますからね。

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