外装の準備
次に外装です。
型紙には菱目を打つ点や底鋲などの位置となる点があります。
型紙を革に合わせて、菱目の点やマグネットの取り付け位置などを千枚通しなどでマークしておきます。
マグネットの取り付け
最初にマグネットを取り付けます。今回のマグネットは直径8mmの小さなマグネットを使用しました。
直径12mmのマグネットを使う場合は、フラップのカバーを少し変更する必要(マグネットが隠れるように)があります。
フラップ側にオスのマグネット、メスは反対側に取り付けます。
フラップカバーの縫い付け
マグネットを取り付けたらフラップのカバーを縫い付けます。(カバーという呼び名はどうか?と思いますが呼び名がわからないので、ここではフラップカバーとしています)
菱目を打って縫い合わせればOKです。
底鋲の取り付け
無くとも良いかと思いますが、安定のために底鋲を取り付けました。
底鋲を取り付ける位置に、底鋲の足を軽く押し付け、カシメなどの打具で打ち付けます。下にコルク板などを敷くと簡単です。裏側で底鋲の足を折り曲げて固定します。
内張り
最後に内張りをはります。
内張りはボックスの底面と側面に「コ」の字型に貼ります。
まず、マグネットのメスがある面にボンドで仮止めして縫い合わせます。
外装を「コ」の字に折り曲げて、内張りの位置を調整してから反対側も縫い合わせます。
これで外装は完了です。次はマチとコマ合わせ縫いを行います。