1本差しのペンケースの作成

作成手順と型紙

1本差しのペンケースの製作 part3 背胴の作製

前胴を型にはめて乾燥するまでの間に背胴を作製します。

1本差しのペンケースの型紙はこちら

make-onepencase

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残りの革(約70mm×300mm)を型紙に沿って切り出します。
2枚張り合わせるので、なるべく端から。

芯材の端を漉いておきます。芯材の革は他で余ったハギレで十分です。

切り出した背胴のトコ面に、かぶせ部分と胴の部分に芯材をボンドで取り付けておきます。
これを残りの革のトコ面に合わせるので、接着する部分としない部分がわかるように、トコ面に書き写しておきました。

胴の部分はしっかりと接着し、湾曲する部分はコバだけ接着し、中程は接着しないようにします。

この時、最初は胴部分だけ接着して、かぶせ部分はあとから接着するとシワが起きにくくなります。

2枚を張り合わせたら、芯材を浮き立たせるようにします。スリッカーの先などで芯材に沿って接着していくと綺麗に出来ます。

かぶせ部分を曲げてから接着し、同じように芯材部分を浮き立たせます。

2枚を張り合わせた時の余分な部分をカットすれば背胴部分は完成です。

次は前胴と背胴をあわせていきます。

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