名刺ケースの製作
名刺ケースを作成してみました。
真ん中に仕切り、マチを付けたので2つのポケットに10枚以上づつ入るようになっています。自分の名刺と頂いた名刺を分けておくのもよいでしょう。
普通の名刺のサイズは約90mm×55mmで、キャシュカードやクレジットカードなどは約85mm×54mmですから、カードケースとしても十分だと思います。
名刺ケースの型紙
パーツも少ないのですが、簡単な型紙を作成しました。
cardcace-type-ajwプリントアウトして仮作成しました。
名刺ケースの製作手順
外装は1.5mm厚のオイルヌメ、内装は仕切りが1.5mのヌメ革、マチが1mm厚のヌメ革を使用しました。
それぞれ切り出してトコ面とコバの処理を済ませておきます。
ボタンの位置は外装の革の厚みによって若干の調整が必要かと思います。
仕切りとマチ
マチを半分に折って、仕切りの両サイドにボンドで仮止めします。ボンドが乾くまで固定しておきます。
ボンドが乾いたら菱目を打って両サイドを縫い合わせます。
仕立て
あとは外装に仕切りをあわせてマチを縫い合わせるだけです。
最初に後ろ側のマチを縫い合わせました。
フラップ部分は単に飾りの縫い目ですから、後から縫います。
後ろ側のマチを縫い合わせたら手前のマチも縫い合わせます。
最後にフラップ部分の周囲を縫って、ほぼ完成。
最後に外装と内装のコバを仕上げれば完成です。
今回の反省点
今回の外装は1.5mmのヌメ革を使用しましたが、耐久性を考えると2mm厚位の方がよかったかもしれません。
あるいは、1mm厚のオイルヌメに、同じく1mm厚のヌメ革を張り合わせて外装としても良いかと思います。その方がフラップを開いた時に床面が見えないし、名刺やカードにもやさしいかなと思います。
以上、レザークラフト作品 名刺ケースの型紙と作成手順でした。