作成手順と型紙

ボールペンケースの型紙と製作手順 Type-PG

最終仕立て

いよいよ外装をあわせて仕立てて行きます。
まず、フラップ部分と合わせる前に外装に菱目を打っておきます。

Hiro
Hiro

これは、外装とステマチを仮どめしてからだと菱目を打ちづらいという事もありますが、外装側を銀面、ステマチ側をトコ面として考えてのことです。

外装に菱目を打ったらステマチ部分と外装をボンドで仮止めします。クリップなどで固定しておくと良いですね。

ボンドが乾いたら、最初に菱目を打った外装側から菱ギリで菱目を開けていきます。ゴム板の端でひとつひとつ開けていく方が安全です。外装側は菱目が開いているので、不安定な場所でも難なく菱目を開けていけると思います。

外装を銀面として、ステマチと部分と縫い合わせます。

縫い合わせたら、ヤスリなどでコバを整えます。

コバを整えてから、トコノールで磨いて最後にコバワックスで仕上げます。

最後にハギレで作っておいた取っ手をとりつけて完成です。

出来上がって

今回は外装とステマチを縫い合わせた部分のコバはトコノールとコバワックスで仕上げましたが同様の色のコバスーパーなどで処理した方がよかったかもしれません。
同じ型紙でヌメ革でも作ってみました。こちらはコバをコバスーパーで仕上げてあります。

こちらの方がいい感じだと思いますがどうでしょう。

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