買い物用のロングウォレットとは?
買い物などに、お札やカード、小銭などが取り出しやすいロングウォレットを作ってみました。
スーパーなどのレジで小銭の取り出しにもたつかないような、使い勝手の良いロングウォレットになっています。
2重のフラップになっており、外側のフラップを開けるとコンケースのフラップになります。
コインケースもマチもひろく開き、隅々まで指が届くようになっています。
コインケースの後ろが紙幣を収納するスペースとカードホルダーです。
カードは4枚とロングウォレットとしては少なめですが、スーパーなどの買い物用と考えていたので、これで十分です。クレジットカードや銀行カードが1~2枚とポイントカードが少々と。
カードホルダーの裏にもレシートや駐車券などが収納できるポケットがあります。
マチがあるので紙幣も余裕です。紙幣や小銭、カードなど、全て同じ方向で確認できるのでレジでの支払いももたつくことがありません。
使い勝手の良いロングウォレットの製作手順
まずは、簡単な型紙を作成
プリントアウトした用紙から切り取って組み立ててみます。
マチの大きさやコインケースの取り付け位置などを確認して大丈夫となったら本番です。
最初に外装を作製しました。
フラップの裏張りにホックを取り付け、受け側のホックも取り付けます。
このホックの位置は革の厚みによっても違ってくるので革に合わせた位置を調整する必要があります。
コインケースやマチ、カードホルダーなどのパーツをそれぞれ作製。
外装に合わせて、取り付け位置などを確認します。
コインケースやカードホルダーの取付位置が決まったら外装に菱目を打っていきます。
最初に外装とコインケースのマチとカードホルダーを合わせて縫い合わせます。
次にコインケースのフロント部分と外装を縫い合わせます。
横からみるとこのようになります。
フラップの周囲まで縫い合わせると完成します。
収納のわりには薄く仕上がります。
もう一つ同じ型紙でレザーを変えて作ってみました。
外装とカードホルダーの土台はワインレッドのイオルヌメで。コインケースやカードホルダーなどの内装は1mm厚のヌメ革で製作しました。
デザイン的にはこちらの色の組み合わせが綺麗ですね。
今回の反省点
外装の縫い目を綺麗に整えたかったので、菱目を全て外装から打ちました。そのため、マチやコインケースと縫い合わせる前に外装だけ菱目を打っていたのですが、ややムリがあったように思います。
ここは、ボンドなどで仮止めして菱ギリなどで慎重に打っていった方が良かったかもしれません。
とはいえ、ウォレット自体の完成度は高かったと思っています。買い物などに使っていますが、使い勝手は本当によいので、自分としては大満足でした。