ボイスタイプのGPSゴルフナビのケースを再び製作してみました。
以前に作ったケースの改良版といったところです。
メーカー記載のサイズを基に型を製作したのですが、大抵は横幅や高さ、厚みなどは本体のサイズの記載ですので、クリップやボタンなどがあると実際のサイズは違ってくるんですよね。
そこで、今回は実物を基にサイズを変更して型紙を作成しました。
ゴルフをやらない人にとっては「ボイスタイプのGPSゴルフナビ」といってもピンと来ないかもしれませんが、要するに、GPSでグリーンまでの距離を音声でお知らせするものです。
写真は ボイスキャディというメーカーの「VC170」と「「VC300A」という機種で、縦横4cmほどの小さなものです。
裏にクリップが付いていて、ゴルフプレー中は、バイザーやベルトなどに取り付けて置くわけです。
しかし、画像の機種のように操作ボタンが少ないものなら良いのですが、いくつか操作ボタンがあるような機種だと、バイザーに取り付けた場合、ボタン操作に手間取る場合があるんですね。
そこで、ベルト通しなどに取り付けて、いつでも操作出来るようなケースを作成してみたわけです。
ナビ本体の重量も30g程度ですから、ベルト通しなどにぶら下げてもあまり負担にはならない重さですからね。
縦横50mmくらいまでのサイズに対応で、今現在発売されているボイスタイプのGPSゴルフナビなら大抵は収納出来るサイズにつくりました。
フラップの止めはマグネットを採用しています。これは、ジャンパーホックなどだと、ボタンを止める時に本体に負担がかかるため。
横マチは、馬蹄形のコインケースを作成する要領で、駒合わせ縫いです。
フラップのカバーはマグネットの裏を隠す役目もありますが、GPSゴルフナビ本体をクリップで止める役目もあります。
プレイ中はケースから出し入れするよりは、この方が良いかもしれません。
今回使った革はティーポというタンニン鞣しの牛革。綺麗な革ですのでパステルカラーを使うと見栄えがしますね。