コインケースの汚れ
レザークラフトをはじめてからというもの、財布は買うものではなく、自分で作るものという感じになってきました。
それも結構な数を作ってきたのですが、最近になって気になってきたのがコインケースの内側の汚れ。小銭って結構汚れているんですね。この汚れが取りづらい。というより取れないといった方が良いくらい。
![コインケースの内側に汚れ](https://leather-craft.work/wp-content/uploads/2021/08/cs-amebuta01.png)
コインケースの裏張り
そこでコインケースの裏張りにアメ豚を使うという案。YOUTUBEなどの制作動画でちょくちょく見かけたので気になっていました。
アメ豚の特徴として、牛革より軽くて通気性が良く、摩擦に強く丈夫ということで、鞄や財布、靴などの裏張りに使用されることがあるとのこと。
試しにアメ豚なるものがどのような物なのか仕入れてみました
![](https://leather-craft.work/wp-content/uploads/2021/08/cs-amebuta07.jpg)
カラーは黒。250mm x 175mm 0.5mm厚のB5サイズで770円ほど。安いのか高いのかわかりませんでしたが・・・
はじめての物なので、おそらくではあるけど、ツヤのある方が銀面で、ツヤに無い方がトコ面でしょう。思っていた以上に綺麗な革です。
![](https://leather-craft.work/wp-content/uploads/2021/08/cs-amebuta02.jpg)
アメ豚を裏張りに
早速、張り合わせてみようと思いますが、ヘリ返しをする部分を漉いておき、トコ面にサイビノールを塗ります。
![](https://leather-craft.work/wp-content/uploads/2021/08/cs-amebuta03.jpg)
しっかりとローラーで接着します。
![](https://leather-craft.work/wp-content/uploads/2021/08/cs-amebuta04.jpg)
ヘリ返し部分を縫って完成です。
![](https://leather-craft.work/wp-content/uploads/2021/08/cs-amebuta05.jpg)
アメ豚のカラーにもよりますが、裏張りが有るのと無いのでは見た目に差がでますね。実際には汚れも付くでしょうけど、目立たなくはなります。
![](https://leather-craft.work/wp-content/uploads/2021/08/cs-amebuta06.jpg)
今回はコインケースに1mm厚のヌメ革、裏張りのアメ豚は0.5mm厚を使ってヘリ返しも行いましたから、頑丈な作りになりました。逆にいえばちょっとガサばるかな?といった感じです。コインケースのヌメ革を0.6mm厚くらいにするとちょうど良いかもしれません。