作成手順と型紙

レザークラフト 印鑑ケースの製作

ワインレッドのオイルヌメ革で印鑑ケースを作ってみました。

三文判ではなく、銀行印に使うような少し太めの印鑑が入るケースです。リップスティックケースとしても良いかもしれません。

パーツも少ないのですが、いつものように型紙を作成してから。

seal-case

型紙をダウンロード

印鑑の丸みに合わせて、レザーを立体的にするのがポイントですが、ちょうど良い感じのものがありました。実は百均のピーラーの取っ手です。

革を濡らして、このようにして型取ってみました。

乾くとしっかりと型ができます。

他のパーツと共に床面とコバの処理をしておきます。

最初にフラップを通すベルトを取り付けます。フラップを通す分のスキマを考えて。

立体にした外装と土台をボンドで仮止めして形を整えながらカットします。
ある程度の形にカットしてからヤスリで仕上げるのが良いと思います。

形が整ったら菱目を打って縫い始めます。

縫い終わったらコバの処理。こういった小さいものはリューターを使うと楽です。

コバの処理が終われば完成です。

ワークブーツを意識して形を整えたのですが、左右対象の方がよかったかも・・・

今回のレザーは芯通しがされていないで、コバスーパーで染色したものも作ってみました。色違いもいれて合計3つ。

レザークラフト 印鑑ケースの作成

使っているうちに、どのような色合いになっていくのかが楽しみです。

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