オーダーされた一本差しペンケースの作成

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オーダーされた一本差しペンケースの作成

先日、ハンドメイドサイトからオーダーがあった一本差しペンケースを作成しています。

最近、結構オーダーされることが増えてきて、過去に販売した作品を見て「革の色を〇〇で・・・」とか「サイズを〇〇で」といった感じでオーダーされます。

今回は「一本差しペンケースをルガトショルダーの深緑でステッチは白」というオーダー。

万年筆のサイズも聞いていますが、それに合わせて木型を作るのはチョット無理があるので難しいかと思ったのですが、なんとか以前作った木型でジャストサイズになりそうですので引き受けました。

ただ、深緑に白のステッチとなると、かなり慎重にならなければなりませんね。
ひと針ひと針、オモテウラの様子を確かめながらの作業です。

ルガトも値上げが激しいし、品薄状態らしいから失敗は許されない。
「なんで引受ちゃったんだろうな~」とか思いながらですが、こういったオーダーをこなして行くことで上達していくんだと思いますね。

普通なら作ってみて良い出来ならどうぞ!と、うまく出来なければお蔵入りとなるのですが、失敗できないプレッシャーと戦えるのは自分にとって良いことだと言い聞かせています。

ま、それでも大変ですよね。

慎重に慎重をかさねながら、すべて縫い終わるまで結構時間がかかりました。

小さな縫い目の乱れもありますが、許容範囲だと思います。あとはコバなどを仕上げるのですが、ここも慎重に。
コバはエッジコートなどで着色して強化するのですが、ここで失敗したらすべてパー。
思った以上に慎重になりすぎて仕上がるまで時間がかかってしまいました。

ま、これでひとつ自身と経験が上乗せできたかな。といった感じです。

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