マネークリップウォレットの作成手順

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マネークリップウォレットの作成手順

最近はめっきり小銭を使う事がなくなりました。コンビニやスーパーなどはペイアプリかカード。現金で払う時でも端数はポイントで。なるべくお釣りが無いようにしてますからね。

そんなキャッシュレス時代にピッタリのマネークリップウォレットです。お札5~6枚で、SUICAやPASMOなどの交通カードや、銀行のキャッシュカード、クレジットカードなどが4~5枚。これで十分です。

今回はマネークリップウォレットの作成手順をご紹介します。

準備

用意したのは1mm厚のヌメ革生成りとイタリア、イル・ポンテ社のマヤショルダー。マヤショルダーは銀面に浅くスクラッチ加工が施した革です。最近お気に入りの革で、今回の色は紺色ですが、実際は黒に近いです。

マヤショルダーはB5サイズ、内装に使うヌメ革はA4サイズあれば十分です。それと、マヤショルダーの裏打ちにアメ豚も用意しました。

まずは、外装となるマヤショルダーの床面にアメ豚を張ります。接着はサイビノールを使いました。

中央に隙間が見えると思いますが、これで札ばさみの金具を巻き付ける時に、たるみが出なくなります。

内装に使うヌメ革は、吟面はコロニル1909シュプリームクリームで磨いて、床面はトコノールなどで磨いておきます。

ヌメ革の下処理が終わったら型紙にそって切り出していきます。カードホルダーと土台は、あとで切りそろえるため、左右5mmほど余裕をもたせています。

これで準備完了といったところです。

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