タンニン鞣しの牛革「ティーポ」を使ってデブペン型のペンケースを作ってみました。
これも友人から頼まれたもので、ペンケースに使うのではなく、化粧道具を入れるケースにするらしいです。
女性用だからというわけでもないですが、鮮やかな色の黄色で作成しました。
ティーポは「芯まで染料を入れた・・・」とありますが、この黄色は銀面は鮮やかな黄色ですが、トコ面は薄っすら黄色かかった白といった感じです。
そのため、コバ処理はどうするか迷いましたが、トコノールとコバワックスだけで仕上げました。
デブペン型のペンケースの魅力は、デザインは当然のことながら、その収納力ですね。
ボールペン位なら15~6本は収納できます。
以前に作った、同色の1本差しのペンケースと合わせて贈り物とします。
作品データ
ティーポは1.6mm厚を使用。ファスナー部分のヌメ革は1mm厚を使用。
コバ磨きが綺麗にできる【タンニンなめし】牛革ティーポ(全22色)
僕としては、コバの色は「本体の革の色と同系色で濃いめ」というのが基本と思っているのですが、このティーポの黄色はさほど気になるほどでは無いかなと思います。