僕が初めて買ったレザークラフトの本がこれ。
クラフト社の「レザークラフト技法事典」の完全版。
すでに、同じ本で1～3巻があったようなのですが、新たに完全版として再出版したものと思います。
目次を見ると判るように、レザークラフトの様々な技法が掲載されています。
道具も写真入りで、何に使うのか、使い方など、細かに説明されており、僕のような全くの初めてでもわかりやすい内容になっていると感じました。
細かな作業も、順を追って全て写真入りで掲載されているので、手順通りに行えば一通りの作業が出来るようです。
全体的に「レザークラフトの入門書」的な感じでしょうか。一通り、レザークラフトではこんな事ができる、この部分はこの作業～といった感じで全体的な解説だと思います。
前にこんな本を見たな～と思っていたら、マジック（手品）の本で「ターベルコース」というマジックの百科事典のようなものに似ているなと思いましたね。
マリックさんやカッパーフィールドのマジックも、もとはといえばこのターベルコースのマジックをアレンジしたもの。基本はこの本にあり！といった感じです。
このレザークラフト技法事典もターベルコースと同じで、基本が書かれてる本だと思いました。
いつでも基本に帰れるように、必ず持っていた本ではないでしょうか。
一つ残念なのは、巻末にある型紙ですね。
せっかくの型紙ですが、裏表に印刷してあるんですよね。
型紙って厚紙などに貼り付けて作るものでしょ。本来なら切り取って厚紙に貼るのだから、裏表にあると切り取るわけにはいかないですよね。
せめて片面だけの印刷にしてほしかったと思います。ま、裏に掲載しているトートバックは、まず作らないと思うから必要はないのですけど・・・。
しかしながら、型紙があろうがなかろうか、この本の内容は素晴らしいと思うので、この後の2巻、3巻も買ってみようかと思っています。