レザークラフトの工具

菱目打ちの選び方 目数やビッチとは?

菱目打ちとは?

レザークラフトの基本的な道具のひとつとして「菱目打ち」があります。
革を縫い合わせるには針と糸で縫っていくのですが、革は硬いため、布のように直接針を通すわけにはいきません。
そこで、革に針を通す穴を開けておく必用があります。その穴を開ける道具が「菱目打ち」と呼ばれる道具になります。

菱目打ちの字のごとく、ひし形の穴を開けるので、縫い目が綺麗になります。

菱目打ちのコツ 綺麗な菱目を打つ方法

菱目打ちの目数とビッチとは?

菱目打ちにもサイズがあります。仕様とでも言うのでしょうか。菱目打ちを選ぶ際に必ず確認するのは「目数」と「ビッチ」です。

目数は穴の数、ビッチは穴と穴の間隔です。

ビッチは3mm、4mm、5mmなど様々な長さの菱目打ちがありますが、レザークラフトにおいては、3mmから5mmのビッチの菱目打ちが一般的なようです。
サイフのような小物なら3mm、バッグのような大きめのものなら5mmビッチとか、作品によってビッチの違う菱目打ちを使わけているようです。

菱目打ちを何本揃えるか?

目数は1,2,4本目の3本あれば十分だと思います。余裕があれば6本目も欲しいところですが、先にあげた3本、あるいは2本目と4本目の2本でも十分です。ただし、2本でも3本でも、全てビッチを同じにすること。

2本目で3mmビッチなら4本目でも3mmビッチの菱目打ちを揃えることが大事です。そうしないと縫い目の間隔が違ってきますからね。

菱目打ちの選び方

菱目打ちは価格で選ぶのではなく、やはり信頼できるメーカーのものを選びたいですね。4本セットで1000円くらいのものもありますが、ビッチの幅にバラツキがあったりしますからね。

セットで1000円程度のものに比べると割高な感じはしますが、やはりクラフト社製とか日本製の菱目打ちが一番かと思います。

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