キッチンペーパーを使った、使い捨てマスクのホルダーを作ったのですが、肝心のペーパーの折り方を教えてくれとの要望がありました。
適当に山折り谷折りを繰り返せばそれなりに出来るのですが、やはりしっかりと折り目を整えると出来栄えも違ってきます。
今回はキッチンペーパーで作る使い捨てマスクの折り方。2種類を紹介します。
使うキッチンペーパーによって、サイズが違うようですが、今回使ったのは一般的なロールタイプ。1枚づつ切れ目があるものですね。
このキッチンペーパーを切り離してみると1枚の大きさが225mmX210mmとなっています。
このキッチンペーパーを使って、使い捨てマスクを作ってみますが、サイズが違うキッチンペーパーもありますので、その際は、型紙下段のパーセント表示を見てもらい、サイズを換算してもらえればと思います。
まずは、マスクのヒダが上から波のようになっているタイプ。この折り方の名前がわからないのでこちらを『Type-A』としました。
kitchenpaper-mask-aキッチンペーパーの225mmの辺を縦に、210mmの辺を横にして、型紙通りに山折り谷折りを繰り返していけば出来るはずです。
上下に12mmほどの折返しが2つづつありますが、上になる方にノーズワイヤーを入れることも出来ます。
専用のノーズワイヤーがなければラッピング用のタイでも良いと思います。
最後に両サイドを折り返して両面テープやサージカルテープなどで止めればOK。
マスク用のゴムひもがあれば、もう一度折り返してゴム紐を通せばそのままでも使えます。
マスクホルダーを取り付けるとこのような感じになります。
もうひとつ、マスクのヒダが上下にあるタイプです。こちらも『Type-B』としました。
kitchenpaper-mask-bこちらも、上下に折返し部分があって、上方にノーズワイヤーをいれると良いです。
型紙通りに山折り谷折りをして、最後に両サイドを折り返すとこのようになります。
マスクホルダーを取り付けるとこのような感じです。
注意点として
型紙では1mm単位で山折り谷折りの位置を指定していますが、実際には、ほとんどのキッチンペーパーにはエンボス加工がしてあって、ミリ単位で正確に折っていくのは難しいです。2~3mmの狂いはあっても、山折谷折りを間違わなければ、それなりの形はできるはずです。
キッチンペーパーを直接折っていくのが難しいのなら、次の方法が簡単です。
型紙は2分の1のスケースですが、少し厚めのプリンター用紙に、実寸でプリントします。、それに山折り谷折りをつけてから、キッチンペーパーをあてて折っていくと簡単に折り返しが出来ます。
以上、キッチンペーパーで作る使い捨てマスクの折り方と型紙でした。