実用性のあるものを作りたい
レザークラフト初心者が必ず作るのが、パスケースやコインケース。
練習も兼ねて手頃なものから始めるのも良いのですが、いくら練習とはいえ、実用でない物を作るのはどうかなと思うようになってきました。
僕なんか、普段はコインケース付きの財布を使っているから、財布と別にコインケースを持つこともないですしね。パスケースも同様です。
どうせレザークラフトを行うなら実用性のあるもの。普段から使えるものを作りたいということで、今回は僕の趣味でもある「ゴルフ」関連のアイテムで、ティーホルダーを作ってみました。
以前、どこかのサイトで見かけたもので、「あっ!これ良いな」と思ったものです。記憶を頼りに作ってみました。
ティーホルダーの製作
まずは型紙を作成して革を切り取ります。
golf-teeholder「こんなのに型紙なんかいらないだろう」というかもしれませんね。
でも、どんな作品でも
型紙作成→革を切り出し→製作
といった手順は変えないようにしています。
立体型のカバーの作製
今回練習したかったのが、ティーのカバー部分。四角く立体になった部分を作製することです。
革を濡らして型にはめると、乾いた時に型通りになるというもの。スマホケースなどのよく使われますね。
この立体型をどうやって作ろうかと考えました。
別な用事で100円ショップに行ったら、小さな額縁みたいのがありまして、多分写真立てだと思うのですが、大きさ等、ちょうど良いものを見つけました。
裏側からジッポーのライターで型をとってはめ込むとピッタリ!
一晩おいて革の乾くのを待つと、ちゃんと立体型になりました。なんだか思い通りな展開に嬉しくなってきましたね。
他の部分の革を切り出して準備完了です。
手縫いで仕上げ
最初にティーを差し込むベルト部分を作製します。
あとは、立体型にしたカバー部分を仮止め。
最後に手縫いで縫っていけば完成です。
ウラ面がこちら。
反省点
革の色や糸の色の組み合わせで、見栄えがかなり違ってくると思います。周囲に縫った糸は、ほどんど飾りと同じですので、ここを工夫すれば、もっと違ったものになるかもしれませんね。